日本人の舌と味覚にドンピシャな
ミャンマーカレーを提供している
日本で激レアな間借りカレー店
ミャンマーカレー実験室です。
4月になりました!
今月の間借り営業のご案内です!!
4月の営業日は
4月16日(土)
17~20時 です。
3月と同様に、1週間早い第3週の16日に
間借り営業いたします。
というのも、場所を貸してくださる
ケララの風モーニングさんが、
出店予定で休業となってしまうため、
それに伴い前倒しさせていただきます。
ということで、
今回のメニューのご案内です。
今回は完全に原点回帰なメニュー
とさせていただきます。
新橋間借り時代にひたすら作り続けた
・手羽元のチェッターヒン
をメインでいきたいと思います。
相盛り&オプションは
・ペーボウッヒン
・ワッタードゥトー
にしたいと思います。
ひとつずつ解説していきますね。
手羽元のチェッターヒン
私がミャンマーカレーを作り始めたときに
最初に試行錯誤していたチキンカレーです。
何度もお越しいただいて味をジャッジして
もらって幾度となく調整をしていました。
ターニングポイントは、
東大前フランスカレー*3のオーナーが
子連れで一家総出で毎回お越しいただいた
ことでした。
2歳児の男子を連れてのご来店でしたので、
チリパウダーの使用を可能な限り控えて
パプリカパウダー多めのチェッターヒン*4
を出すことにしました。
そうしたら、その男の子が手羽元の骨を
おしゃぶり代わりにずっと咥えるという
事態が毎度起こりました♪
つまり、私の作るチェッターヒンは
旨味が強いのに辛さがゼロに近い、
お子様でも召し上がれる仕様になっている
ということです。
私にとってこれが本当に良い経験となり、
自分が作るチェッターヒンを作るうえで
自信に大きく繋がりました。
今回は、私の原点ともいえる、
このチェッターヒンを味わって
いただけたらと思っています。
ちなみに、弊店のカレーはいずれも
#グルテンフリー
#ピーナッツ油100%
です。
ペーボウッヒン
私が間借りで毎回ペーボウッヒン*5という
納豆カレーを出している理由って、
実はひとつだけしかありません。
ベジを中心としたものがないんですね。
(調べれば出てくるかもしれませんが)
副菜では野菜も盛り込んでいますが
カレーの方もやはりベジ系を入れたい
というのが、私の勝手な意向です。
最近すっかり浸透した2種盛りを
イマドキのスパイスカレーに倣って
ミャンマーのカレーでも再現したい
と思い、それなら肉よりベジだなぁ…
ということで、納豆カレーを
入れることにしました。
ところで、今回のペーボウッヒンは、
以前のレシピに戻します。笑
というのも、3月のペーボウッヒンは
あまりにも甘みが少なくシャープな
味わいが強かったから。
納豆はやっぱり一度揚げ焼きに
したほうが美味しく感じます。
※あくまで個人的感想です。
ちなみに、弊店のカレーはいずれも
#グルテンフリー
#ピーナッツ油100%
です。
ワッタードゥトー
出す出す詐欺を続けてきたひと品です。
3か月越しにようやく、
ワッタードゥトー*7を出すことができます。
出せなかった理由は、ワッターヒン用に
仕込んだ自家製スパイスパンチェッタが
冷蔵庫をずっと占拠していたからです。
ウチの冷蔵庫、あんまり大きくないんです。
なので、熟成が必要なカレーを作るとなると
どうしてもスペースを確保する必要がある
わけなんですが、2月と3月は豚肉ブロックが
ずっと幅を利かせてきたんですね。笑
ワッターヒンは3月の営業でほぼ捌けたので
豚もつ肉を入れるスペースを作れそうです。
今回は、
モツ、ガツ、ハツ、レバー、カシラ
あたりを入れてみようと思います。
うずらの卵も入ると思います。
お好みでシラチャーソースをかけて
お召し上がりください。
ワッタードゥトーを召し上がる方は
お酒が必需品ですぞ!!
※弊店ではドリンクの提供がないため、
お酒の持ち込みを自由としています。
※空き缶は各自お持ち帰りください。
【4月営業のご案内】
◆ミャンマーカレー実験室 4月場所
★2022年4月16日(土) 17〜20時
※いつのも最終週土曜ではなく
第3土曜日の営業です。
★場所:ケララの風モーニング
◆ご予約方法
インスタ、TwitterのDMで受付中
①お名前
②希望時間帯(17時〜 / 18時〜 / 19時〜)
③人数
④ご連絡先(電話番号)
をご明記ください。
売り上げの一部は
ミャンマー避難民への支援に
充てさせていただきます。
この手羽元は激安!!
美味しい納豆食べたいですよねー!!
ナムプラーも安くなってきましたね^^
私がいつも使っているピーナッツ油!
*1:dancyu:ビジネス雑誌の重鎮プレジデント社が発行する男性向け料理雑誌。「男子厨房に入ろう」の意味合いを誌名にしたとか何とか。毎年夏になるとカレー特集号が発売されるが、未だにミャンマーカレーを採り上げたことがなく、ここ数年は非常に偏りのある残念な方向でマンネリ化の一途を辿っています。
*2:アジアン酒場「親の家」は、港区三田…慶応大学のすぐ近くにあるミャンマー料理専門店。当時の勤務先が札ノ辻のすぐ近くだったこともあり、ランチタイムに足繁く通い、オーナーシェフのジョさんと仲良くなりました。ジョさんはヤンゴン出身、奥様はベイ州出身だったかと。二人とも日本語ペラペラなので、異国文化が初めての方でも安心して本場ミャンマーの味を楽しむことができます。my faboriteな大好きなお店です。
*3:フランスカレー:東京大学農学部の目の前にあったフランスカレー専門店。いわゆる欧風ではなく、日本で唯一のフランス海外県レユニオン島のカレーを提供していたお店でした。レユニオン島は、フランス人、インド人、アフリカ人、華僑が入り混じっており、フランス本土では考えられないほどインドや中国の影響を受けた食文化を持っています。おおぶりなソーセージが入り2種のスパイスしか使わないルガイユソシス(お店では商品名「フランスカレー」で提供)が看板メニュー。コロナ禍に伴い子育てに専念するために惜しくも閉店。どのカレーレビュアーもピックアップしていなかった、貴重かつ至高の名店でした。
*4:チェッターヒン:チェッ=鶏、ター=肉、ヒン=煮込み、おかずを指し、意訳的に「ミャンマー式チキンカレー」となります。ジャガイモ(アルー)入りで出されるところも多く、その場合は「チェッターアルヒン(チェッターアルーヒン)」となります。
*5:ペーボウッヒン:ペーボウッ=納豆、ヒン=煮込み、おかずを指し、意訳的に「ミャンマー式納豆カレー」となります。ココイチのような欧風カレーに納豆トッピングというものではなく、納豆自体が具材となっています。インド亜大陸のカレーを知っている方であれば、「納豆で作ったダルカレー」と言えば分かりやすいと思います。
*6:ヒン:ミャンマー語で「おかず」「煮込み」のこと。スパイスを入れて煮込むことが多いため、日本語では意訳的に「カレー」を指すことが多いです
*7:ワッタードゥトー:発音が難しいためカタカナで一番近い表示をするとこんな名前になります。平たくいうと、ミャンマー式豚もつ煮込みのことで、ミャンマーのストリートフード、屋台飯としてポピュラーな料理です。本場ではひとくちサイズにカットされたものを1個ずつ竹串に刺して煮汁に潜らせて食べます。コロナ禍だし竹串にちまちま刺す手間やサステナビリティを考慮して、弊店では小皿に盛り付けて提供します。