日本人の舌と味覚にドンピシャな
ミャンマーカレーを提供している
日本で激レアな間借りカレー店
ミャンマーカレー実験室です。
基本的に宗教面でのタブーな肉はない
…のですが、弊店で唯一使えない肉が
実はあるのです。
結論から言ってしまうと、
答えを先に言ってしまいますが、
弊店では羊肉がNGです。
つまり、ラムとマトンを使った
カレーや料理がNGということです。
これは、決してミャンマーでは
羊肉を使うことができないという
ことではありません。
実際、ミャンマーには羊肉カレー
セイッターヒン*1というものが
存在します。
では何故ウチではNGなのでしょうか？
間借りカレー店ゆえの制限
理由は本当にシンプルです。
私が間借りしているお店が
南インド料理店だからです。
どういうことかといいますと、
ヴィーガンの方は食材にとどまらず
調理器具にまで意識を向けます。
つまり、肉を調理したフライパンや
鍋で調理したものを食べることもNG
ということなのです。
羊肉の融点は45度くらいなので、
調理器具についた脂がなかなか
落ちづらく、特有の臭いも残り
やすいので、ヴィーガンたちは
すぐに分かるそうです。
ちなみに、納豆の臭いはギリギリ
ですがOKをいただいてます。笑
※そもそも納豆は大豆だしね。
だからこそ面白い！
間借り営業って営業時間や立地等の
いろんな制限がありますが、
使える肉に対して制限があるのって
おそらく弊店だけじゃないかと。笑
でも、そういうリミテーションって
自分自身のクリエイティビティを
試される良い機会だと思うのです。
そんな制限があったからこそ
などが生まれたわけです。
そんなわけで次回予告！
3月の営業日は
３月19日(第3土曜日)
17:00～20:00
です。
諸事情により1週間早まります。
何卒ご容赦くださいませ。
3月は、
(エイジングver.)
・ペーボウッヒン*6
でいこうかと思います。
2月に出せなかった
・ワッタードゥトー(ミャンマー式豚もつ煮)
も今度こそ出したいと思います。
酒のアテが欲しいでしょ？笑
余力があれば、少量ですが
・無水チキン風チェッターヒン*7
も出したいと思います。
予約方法
3月の間借りは
現在、予約を受け付け中です。
ご予約の際は
・お名前
・人数
・希望時間帯(17時 / 18時 / 19時)
・ご連絡先
をご明記ください。
皆様からのご予約・ご来店を
心よりお待ちしております！
「ミャンマーカレー実験室」を、
TwitterはcurrygenomからDMください。
*1:セイッターヒン：ミャンマー式マトンカレー。スィービャン(油戻し煮)というミャンマー独特の煮方で作ります。高田馬場あたりのミャンマー料理店で食べることができます。
*2:ケララの風モーニング：私の間借り先のお店。元々は南インドのミールスを提供していましたが、オーナーシェフの沼尻さんが高齢等の体力的事情により、現在はティファン(南インドの軽食)のみを昼間に提供中。
*3:ヴィーガン：完全菜食主義者、絶対菜食主義者。肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜等の動物由来の全ての動物性食品を食べない思想を持つ人のこと
*4:パンチェッタ：ざっくり言うと豚の塩漬けのこと。ベーコンのように燻さないので「生ベーコン」とも呼ばれます。塩漬けにして水分を抜いているので腐りづらく旨味が凝縮されているのが特徴です。
*5:パンチェッタ：ざっくり言うと豚の塩漬けのこと。ベーコンのように燻さないので「生ベーコン」とも呼ばれます。塩漬けにして水分を抜いているので腐りづらく旨味が凝縮されているのが特徴です。
*6:ペーボウッヒン：ミャンマー式納豆カレー。ペーボウッ：納豆、ヒン：スパイスを含んだ煮物・おかず→意訳して「納豆カレー」となります。正確には大豆の仲間のホースグラム種を使用します。
*7:チェッターヒン：ミャンマー式チキンカレー。チェッ：鶏、ター：肉、ヒン：スパイスの入った煮物・おかず→意訳して「チキンカレー」となります。
