ミャンマーカレーを提供する
日本で激レアな間借りカレー店
ミャンマーカレー実験室です。
1月29日夜、無事に今回の間借りを
終えることができました。
ご予約・ご来店いただいた皆様
本当にありがとうございます。
おかげさまで、今回も盛況で
終えることができました。
では、今回の振り返りを
していきたいと思います。
無水チキン風チェッターヒン
メインは、昨秋に創作して以来
マイナーチェンジを繰り返している
無水チキン風チェッターヒン*1です。
今回は作り始めた初期に戻って
若鶏バージョンにしました。
が、ただの若鶏ではありません。
骨付きもも肉です。
骨付きもも肉を油で煮込む前に
肉に切り込みを入れるのですが、
骨にも包丁を入れているので
鶏ガラ出汁も油に含まれるように
仕込みました。
なので、鶏ガラスープの素とかを
わざわざ入れなくても旨味が
自動でプラスオンされるのです。
ウチには圧力鍋がない(置けない)ので
長時間調理になってしまうのですが、
その分いいものに仕上がっている
と自負しています。
ペーボウッヒン
ペーボウッヒン*2は最早、
ウチの定番となっているメニューです。
納豆トッピングをイメージされる方が
多いのですが、ミャンマーでは納豆自体が
具材となっています。
インド亜大陸のダルを納豆にしたもの、と
言い換えればイメージしやすいかな?
チェッターヒンがこってり肉々しいので
ペーボウッヒンは動物性を一切使わない
ベジ仕様にしています。
通常はナムプラーを入れたいところですが
ウチではベジブロスに切り替えています。
そして、今回のは豆粒の納豆だけではなく
ミャンマーの乾燥納豆を粉砕したものも
グレービーに混ぜ込んでいます。
ジントゥ
以前はラペットゥ*5を出していましたが、
メインで出しているヒンが濃いめなので、
全体のメリハリのために構成を見直して
サッパリ系のアイテムに切り替えました。
出した際に反則的に使用した岩下の新生姜が
思いのほかドンピシャだったのを思い出し、
ミャンマーの生姜系メニューを探したところ
ジントゥにたどり着きました。
チチャロン、バラチャオ
チチャロンは豚皮の揚げ菓子です。
モヒンガーを食べに行ったときに
卓上に無造作に置かれていたの見て、
前回からコンテンツに取り入れました。
料理と一緒に食べたり箸休めに食べる
ものなのだそうです。
ミャンマー食材店を探したら普通に
売っていたので、今回添えました。笑
バラチャオは干し海老の辛味ふりかけ。
ミャンマー料理店に食べにいくと
たいていどこでも小鉢で添えてきます。
辛味と甲殻類系の旨味のブーストが
簡単にできる超絶素敵アイテムです。
ワッタードゥトー
ワッタードゥトー*7という
ミャンマーのストリートフードを
今回初めて入れてみました。
実はこれが一番好評でした。笑
※酒を持ち込んだ方には特に。
ミャンマーは仏教国なので肉の
タブーがなく、牛も豚も食べます。
そして、内臓肉も食べます。
現地の屋台では1個ずつ竹串に
刺さっていますが、細かい作業が
苦手なのでオミットしました。笑
ナムプラー、オイスターソース、五香粉、
ニンニク&生姜で煮込んだだけなので、
そのままでも味がしっかりついて
辛さもなく食べやすかったと思います。
逆に、シラチャーソースが思ってたより
辛かったみたいですね😅
今回はハツ、レバー、ガツ、モツ
の4種を入れました。
次回は他の部位も入れてみたいと
思います。
次回の営業日
次回営業日は、
2月26日(土)17時~20時
です。
場所はいつもの大森
です。
ご予約方法
受付中です。
・お名前
・希望時間帯(17時~、18時~、19時~)
・人数
・連絡先
をご明記ください。
引き続きご愛顧のほど
何卒よろしくお願い致します。
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#ミャンマーカレー実験室
#カレーゲノム
をつけてもらえると嬉しいです。
必ず、リプとRTしに行きます。
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コラーゲンたっぷり!女性におすすめ
*1:チェッターヒン:ミャンマー式チキンカレー。チェ=鶏、ター=肉、ヒン=煮込み、おかず
*2:ペーボウッヒン:ミャンマー式納豆カレー。ペーボゥッ=ミャンマー納豆、ヒン=煮込み、おかず
*5:ラペットゥ:ミャンマー特産の発酵茶葉サラダ。茶葉を乳酸発酵させてオイル漬けにしたもの(ラペソー)を生野菜、ニンニク、干し海老、フライドナッツ等と和えて食べます。ミャンマー人の日常的なおやつ
*6:ワッポンイェージー:ミャンマー式黒味噌ポークカレー。ワッ=豚、ポンイェージー=ミャンマーの豆味噌で、八丁味噌入りポークカレーのようなこってりした味わいの黒カレー。超美味
*7:ワッタードゥトー:ミャンマー式豚もつ煮込み。英語ではPork Offals(豚の内臓肉)
*8:ケララの風モーニングの店主 沼尻匡彦さんは日本にカレーリーフを持ち込んだ張本人です。日本での南インド料理の啓蒙に大きく貢献されている方で、私がスパイス料理業界でもっとも尊敬している方です。