副業:間借りカレー屋

日本で激レアな東南アジア系カレーを提供する間借りカレー店のブログです

2月の間借りはブタやろう!

ミャンマーカレーを提供している

日本で激レアな間借りカレー店

ミャンマーカレー実験室です。

 

2月の間借り営業で出すカレーを

何にするか、考えていました。

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自分の店の看板メニューというか、

フラッグシップとなるカレーを

安定して出し続けることが大事だと

私は考えています。

 

が、ミャンマーという枠のなかで

たまには違うものを出しても

いいかな、とふと思いまして。

今回はいいかげんな見出しだなぁ…

 

副菜を軸に考えてみた

いろいろ思いを巡らせた結果、

昨秋の間借り営業で出してから

カレー以上に好評をいただいている

アイテムがひとつ頭に浮かびました。

 

副菜のジントゥ*1です。

 

ミャンマーの生姜サラダなのですが、

これが実にいい仕事をしてくれるのです。

 

濃い味のヒン*2を食べたあとの

箸休めにもなりますし、単品としても

ちゃんと成立するスグレモノなのです。

 

このジントゥをもっと効果的に食べられる

ヒンはないものか…。

 

あ、アレだ。豚だ。

実は、新橋で間借りをやっていたときに

生姜系の副菜を添えたカレーの

反響が凄くよかったことがありました。

 

どんなカレーかといいますと、

ワッポンイェージー*3というヒンです。

 

簡単にいうと、

ポーク黒味噌煮込みカレー

ってところですかね。

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ワッポンイェージー(ミャンマー式ポーク黒味噌カレー) byアジアン酒場 親の家(三田)



 

ポンイェージーの衝撃

そもそもミャンマーに味噌なんて

あるの?と疑問に思った方も

絶対にいると思います。

 

あるんです!

 

ポンイェージー*4を初めて

食べたときは、本当に衝撃でした。

 

八丁味噌を彷彿させる濃い口の

まったりとした漆黒の豆味噌…。

 

ミャンマーが日本に勝るとも劣らない

発酵文化の国だということを

改めて感じ取りました。

 

ともあれ、

このワッポンイェージーにあてる

副菜として、岩下の新生姜*5

反則的に添えたところ…

これが超ドンピシャだったのです。

 

違う、それじゃない。

すっかり話が反れまくってますが、

使いたいのはポンイェージーじゃなくて

豚の方です。

 

話を戻すと、ジントゥと一番相性が

良いヒンは、やっぱりポーク系かな、

と思うわけです。

 

ということで、2月の間借りでは

ワッターヒン(ミャンマーポークカレー)

出すことにしました。

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ワッターヒン(ミャンマー式ポークカレー)



え?!ちょ、待てよ!!

ポンイェージーの話を振っといて

ワッポンイェージーじゃないの?

という方もいるかと思います。笑

 

ご安心ください。

そのうち必ず出します。笑

 

正直なことを言ってしまいますと、

ポンイェージーが意外と割高なため

安く買えるところや代替品を探索

している最中なのです。

 

それに、ポンイェージーって

思った以上に味が濃いんです。

 

なので、ワッターヒンを知ったうえで

ワッポンイェージーを味わった方が、

召し上がる方も楽しみ甲斐があるかな

などと勝手に思ってたりします。笑

 

ただのワッターヒンじゃないぞ?

試作はこれからする予定ですが、

ただ漫然と豚バラ肉ブロックを

使うつもりはありませんよ…?

 

豚肉そのものに何らかの加工を

施してからヒンにします。

 

製作過程はインスタグラムの

ストーリーズで紹介するかも

しれません (多分)←やれよ。

 

2月の間借りのご案内

最後になりましたが、

2月の間借り営業のご案内です。

─ ★ ─ ★ ─ ★ ─ ★ ─

ミャンマーカレー実験室】

Burmese Curry Lab.

 

【営業日時】

2022年2月26日(土曜)

17:00~20:00

完全予約制

※1時間ごとの入れ替え制

※各時間帯とも上限8名様

 

【営業場所】

ケララの風モーニング*6

東京都大田区山王3-1-10

最寄り駅:JR大森駅徒歩約4分

 

【予約方法】

感染症拡大防止のため、

完全予約制となっています。

 

インスタ、FacebookTwitterのDMに

◆お名前

◆人数

◆希望時間帯

 (17:00~ / 18:00~ / 19:00~)

◆連絡先

をご明記ください。

 

各時間ごとのお席は

先着順にて埋めさせていただきます。

 

皆様のご予約・ご来店を

心よりお待ちしおります。

*1:ジントゥ:アトゥ(ミャンマーでのサラダ)のひとつ。生姜をライム、フライドオニオン、ミックスビーンズ、レタスなどで和えたもの。サッパリ系で箸休めにも酒のアテにもピッタリ

*2:ヒン:ミャンマー語で「おかず」「煮物」のこと。スパイスも入った煮込みも多く、意訳的に「カレー」も指す

*3:ワッポンイェージー:ワッターヒン(ミャンマーポークカレー)にミャンマーの豆味噌「ポンイェージー」を加えて煮込んだもの。ポーク黒味噌煮込みカレー。

*4:ミャンマー特産の豆味噌。大豆の一種であるホースグラム種を使い、八丁味噌のような濃いめの味わいが特徴。個人的にはベジマイトとニアイコールな味だと思ってます

*5:栃木県を代表する漬物メーカー「岩下食品」のフラッグシップ。類似品が多く出回るほどの人気だが、「新生姜」を名乗る商品では他の追随を許さない美味しさと品質を誇る。私の大好物。

*6:南インド料理店で現在はティファン(軽食)のみ提供中。店主の沼尻さんは日本にカレーリーフを持ち込んだ第一人者で、日本の南インド料理に多大な貢献をされている方です