副業:間借りカレー屋

日本で激レアな東南アジア系カレーを提供する間借りカレー店のブログです

ミャンマー料理を推すたった1つの理由

私たち日本人の味覚にドンピシャな

発酵系ミャンマーカレーを提供する

日本で激レアな間借りカレー店

ミャンマーカレー実験室です。

 

今回は情報商材のLPにありがちな

煽り系の題目にしてみました。

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私は保芦ヒロスケ*1さんのレトルト

「チェッターヒン*2」に惚れ込んでから

どっぷりとミャンマーカレー惜し

なのですが、

 

その個人的感情を抜きにしても

ミャンマーカレーを推す理由が

実はあるのです。

 

 

結論から言うと

もう冒頭で触れてしまってますが、

発酵調味料を使っているカレーなので

日本人の舌にフィットしやすいのが

ミャンマーカレーといえます。

 

ミャンマーの料理は三方に囲まれた

さまざまな国の文化が入り混じったことで、

クロスオーバーされた独特の食文化を

持っています。

 

今回はその背景を少し紐解いていきます。

 

そもそもミャンマーってどこ?

ミャンマーをざっくり説明すると、

中国、タイ、バングラデシュ等に

挟まれた国です。

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本来は連邦国家となっていて、

135もの民族で構成されているのが

最大の特徴です。

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かつて「ビルマ」と呼ばれていたのは

ビルマ族が大半を占めていたから。

 

主要な民族としては、ビルマ族の他に

モン族、カチン族、シャン族*3、チン族

などが挙げられます。

 

中国寄り、タイ寄り、バングラ寄りな

食文化を持っていて、ビルマ族のいる

大都市でそれらがクロスオーバー(融合)

される感じなのかなと思います。

 

だから、ミャンマーは美味しい

ミャンマーカレーの特徴って

いったい何だと思いますか?

 

135もの民族によってそれぞれ

食文化が異なるので、

一概に語るのは難しいです。

 

少ないながらも、私が日本国内の

ミャンマー料理店で食べた限りの

最大公約数は、

・ナムプラー等の発酵調味料を使う

・ピーナッツ油を使う

レモングラス等のハーブ系を使う

・使うスパイスの種類が少ない

ではないかと考えています。

※もし違っていたらご指摘お願いします。

 

ここで注目したいのは、やはり

発酵調味料です。

 

だから、日本人の舌に合う!

発酵調味料といえば、

日本由来の調味料の多くは

発酵したものが多いです。

 

醤油、味噌、酒、味醂、納豆等

ほら、たくさんありますよね。

 

日本にはこうした醸す文化が

古くから根付いていますが、

ミャンマーも負けず劣らずの

発酵文化を持つ国なのです。

 

前述したように、ミャンマーでは

ナムプラー*4を使います。

こちらがナムプラー

 

こちらがニョクマム

 

ナムプラーだけじゃありません。

ガピ*5やペーボゥ*6、ポンイェージー*7

といったものがあります。

ガピはネットでは無いので…カピ

 

多少テイストは異なりますが、

日本の発酵食品や調味料に

通じるものばかりなのです。

 

日本でも最近「発酵カレー」といった

名称で発酵調味料を入れたカレーが

少しずつ人気になっていますが、

ミャンマーはそれ以前から

カレーに発酵調味料を

使っていますからね。

 

また、私の間借り営業では

ペーボウッヒン(納豆カレー)が

すっかり定番になっていますが、

 

ミャンマーでは、納豆カレー

ココイチよりも遥か昔から

作られているカレーですからね。

 

正直、なぜ日本人がミャンマー

食文化に目を向け認めないのか、

未だに私は理解に苦しんでいます。

 

ミャンマー絡みの芸能人は?

話は少しズレてしまいますが、

ミャンマーと関わりのある芸能人を

見てみましょうか。

 

一番有名な人は、もちろん

齋藤飛鳥さん!!

www.nogizaka46.com

日本とミャンマーのハーフです。

 

もう言わずと知れた乃木坂46

エース的存在ですよね。

テレビをつければ姿を見ない日

なんて無いくらい有名です。

 

そして、先日の投稿でも紹介した

森崎ウィンさん!

columbia.jp

ウィンさんは生粋のミャンマー人。

3月から始まる特撮ヒーロー番組の

OP曲を通じて1年間ミャンマー人の

歌を聴くことができます♪

 

ほらね。

実は私たちの身近なところに

ミャンマーとの接点があるんです。

 

そして、気づいてください。

ミャンマー人は本当に

美男美女が多いんです。

 

食文化がヒトの姿かたちに影響を

与えるなら、ミャンマー料理をもっと

意識してもいいんじゃないかな?

と思うわけです。

 

もう一回結論!

繰り返しますが、ミャンマー料理は

発酵調味料を積極的に使うため、

日本人の本来の味覚にフィットした

料理が非常に多いということが

分かっていただけたかと思います。

 

そんな発酵調味料を使ったカレーを

弊店では月イチで提供しています。

 

ぜひこの機会にミャンマー料理を

味わってみてください!

 

ミャンマーカレー実験室】

日時:2月26日 (土) 17:00~20:00

※1時間ごとの入れ替え制です

場所:ケララの風モーニング

大田区山王3-1-10 JR大森駅 徒歩約4分

 

【ご予約の方法】

Facebook、インスタ、Twitter

各DMにて受け付けています。

・お名前

・人数

・希望時間帯(17時~ / 18時~ / 19時~)

・ご連絡先

をご明記ください。

 

詳しくはこちら

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ミャンマーカレー実験室

皆様のご予約・ご来店を

心よりお待ち申し上げております。

*1:保芦ヒロスケ:「マツコ&有吉かりそめ天国」でガチで美味しいレトルトカレー第1位に選ばれた「チェッターヒン(ミャンマーチキンカレー)」の中の人。ミャンマー在住経験があり、身も心もミャンマーLOVEで、現在は新作レトルトカレーの開発と同時に池袋「SpringRevolutionRestaurant」の仕込みの手伝いや在日ミャンマー人の街頭募金活動にも積極的に参加中

*2:チェッターヒン:ミャンマーのチキンカレーのこと。チェ:鶏、ター:肉、ヒン:煮込み・おかずを指す。ヒンにはスパイスも入ることから転じて「カレー」と意訳される場合が多い

*3:シャン族:「シャム」が語源となっており、お隣りのタイをルーツとするグルメな部族。ビルマ族とは違い、スパイスも油も少ない代わりに発酵物を多く使うのが特徴

*4:ナムプラー:東南アジアの魚醤。日本でもすっかり定着したイワシベースの発酵調味料。そのままでは特有の臭みを放ちますが、火を通すととんでもない旨味を生みます。ベトナムでは「ニョクマム

*5:ガピ:海老の発酵ペースト。旨味の塊なので、いろんな料理やサラダに加えることで奥行きや旨味にブーストがかかります。お隣りのタイでは「カピ」

*6:ペーボゥ:ミャンマーの納豆。大豆の一種であるホースグラム種を使用しています。乾糸を引く納豆もあれば糸を引かない納豆もあり、煎餅状に叩きのばして乾燥させたものもあります。乾燥納豆は細かく砕いて調味料として使います

*7:ポンイェージーミャンマーの豆味噌。ペーボゥと同様にホースグラム種を使用しています。色合いはドス黒く、塩気の少ない八丁味噌に似たコク味が特徴