日本で激レアなミャンマー式カレーを提供する
間借りカレー店 ミャンマーカレー実験室です。
かなり遅くなってしまいましたが、
12月上旬に開催されたミャンマーイベントの
簡単なレポートです。
新宿トー横にミャンマー人大集結！
いつも毎週末は都内各所で行なわれている
在日ミャンマー人団体の募金活動に参加して
お手伝いをしているんですが、
12月12日はちょっとお休みしました。
何をしていたのかといいますと…
在日ミャンマー人たちによる
ミャンマー避難民支援イベント
への参加です!!
その名もSpring Festival !!
12月だけどSpringなんです。
これがもう、スゴい盛り上がりでした‼︎
なぜ「"春”の革命」？
2月のミャンマーは暑くなり始める時期で、
この時期を「ヌェウー」といいます。
「ヌェ＝夏」「ウー＝はじめ」
ヌェウー＝初夏ですが、意訳して
「春」を指すのだそうです。
そして、2月(初夏＝春)に起きた
トーランイエー(革命)なので、
ヌェウートーランイエー＝春の革命
と呼ばれ、現在に至ります。
Spring Festival会場内の様子
私が見た限りでは、
会場内にいた約7割がミャンマー人。
やっぱり日本人少ないなぁ…。
会場内では、週末の募金活動で
私がよくお手伝いをしている
CYO、Voice For Justice
GMSR、We For All etc.
といった募金活動団体の方々とも
たくさんお会いすることができました。
もちろんあのお店も参加！
さらに、池袋駅西口に今春できたばかりの
Spring Revolution Restaurantも出店。
Spring Revolution Restaurantは、飲食代が
そのままミャンマー避難民への募金になる、
「食べて支援する」ミャンマー料理店です。
SRR内で週2回仕込みを手伝っているという
保芦ヒロスケさんがブースに入り、
ご自身のリリースした「チェッターヒン」の
レトルトも同時販売されていました。
写真撮り忘れました…<(_ _)>
ステージも大盛り上がり！
そして会場にはステージが設けられ、
歌やダンスで会場は大盛り上がり。
そして、ライブでは合間に頻繁に
三本指を立てて民主化を訴える
というシーンが見られました。
会場内に設置されたメッセージボードには
1日も早くミャンマー現地の
みんなが平和に安心して暮らせる
ことを願うメッセージがびっしり‼︎
ミャンマー現地と遠く離れた日本で
こんなにも母国を思い助ける…
仏教国ならではの「絆」こそが
ミャンマーの本当の国民性なのかも
と改めて感じることができました。
私たち日本人に何ができる…？
そこでふと思ったんです。
日本政府が私たち日本国民を苦しめる悪業を
執って生活に困窮したり弾圧された場合、
私たち日本人は在日ミャンマー人と同様に
政府に抵抗したりデモができるのかな…と。
私はほぼ毎週末、在日ミャンマー人の行なう
街頭募金活動のお手伝いをしています。
頑張って覚えた日本語で、毎週末に
駅前で一生懸命に呼びかけています。
在日ミャンマー人の募金活動に無関心で
通り過ぎていく人が大半ですが、
もし、私たち日本人が日本政府から
虐待される立場になってしまったとき、
私たちを助けてくれるのでしょうか…？
決して他人事ではありません。
募金活動は私たちが手を伸ばせる範囲で
できる救済活動です。
情けは人の為ならずです。
徳を積むためだとは思っていませんが、
手を差し伸べる善行はいずれ巡りめぐって
自分のもとに返ってきます。
ミャンマー避難民は毎日逃げ隠れしながら
テント生活を送っていて、働くことも満足
にできず、軍に怯えながら生活しています。
自分自身の生活だけでも大変なのは
じゅうぶん分かっています。
それでも、彼らの前を素通りするという
悲しく残念なことはしないでください。
在日ミャンマー人たちは、普段は企業で
働きながら、毎週末に時間を割いて
募金活動をしています。
彼らだって決して余裕のある生活を
送れていないはずです。
それでも、母国のために街頭で
声を枯らして呼びかけています。
1円でも10円でも構いません。
避難生活でインターネット環境も制限され、
人としての普通の生活さえ送れない彼らへの
温かいご支援・ご協力をお願い致します。
在日ミャンマー人の募金活動予定は
だいたい毎週木曜に更新・告知されます。
通りかかったら、素通りせずに
温かい手を差し伸べてください。
私たち日本人の人間性が問われる時期
だと、私は感じています。
