副業:間借りカレー屋

日本で激レアな東南アジア系カレーを提供する間借りカレー店のブログです

青唐辛子って好きですよね?ね?

日本人の舌と味覚にドンピシャな

ミャンマー式カレーを提供している

日本で激レアな間借りカレー店

ミャンマーカレー実験室です。

 

です!

暑いです!

カレーが一番美味しく感じる季節です!

 

ということで、

8月の間借りではこんなオプションを

無料でつけようと思ってます。

 

季節限定の無料オプション!

記事タイトルに既に書いてますが

青唐辛子を無料でマシマシできます☺

 

あ、もちろん辛いのが苦手な方は

青唐辛子は添えないので安心してね。

 

それにしても、なぜ青唐辛子を

添えようと思いついたのか…?

って思うでしょ?

 

ちゃんとキッカケと理由があるんです。

 

キッカケは八百屋

私がいつも行く八百屋はほぼ固定。

 

有機農法や減農薬・無農薬の野菜を扱う、

週に2回しか営業しないお店です。

 

ここでは日常で安心して食べられる

良質な野菜を扱っているんですが、

ひとつひとつのクオリティが激高なんです。

 

その中で見つけたのが、青唐辛子。

それもただの青唐辛子ではありません。

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とても魅力的な青唐辛子

枝付き。そして葉付き。(しかも花も!)

 

普通の青唐辛子もありましたが

敢えてレア度の高い葉付きを購入。

 

スーパーはおろか、普通の八百屋でも

ほぼ見かけることはないですからね。

むかしOKストアでも…枝付きの赤唐辛子だったかな。

 

唐辛子自体は常温で放置しておくと

次第に赤く変色(というかよく見る赤唐辛子)

してしまうので、即座に冷凍庫で保存*1

 

余談ですが唐辛子の葉も食べられます。

葉を捨てるのは本当にもったいない!

山葵の葉と同様にとても有用な食材です。

 

一番カンタンなのは、葉唐辛子の佃煮*2

葉はサッと湯がいたあと青唐辛子と一緒に

ざっくり刻んで麺つゆで煮詰めていけば

できあがりです。20分もかかりません。

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コメがなかったので酒のアテに。笑

豚レバーの味噌漬け、鶏レバーとひじきの煮物と一緒に。

 

これがまた箸休めにも酒のアテにも

ピッタリなのです(量は少ないですが。笑)

 

ほかほかの炊きたてご飯に

ちょこっと添えた葉唐辛子の佃煮…。

これだけで3杯は食えます。

 

買ったはいいけど…

葉の方は即座に佃煮にしましたが、

肝心の青唐辛子そのものは

ウチの冷凍庫に保管中なわけです。

 

青唐辛子はカレー作りの必需品なので

使う頻度はかなり高いんですけどね。

 

だいたいテンパリング*3で使います。

熱した油に青唐辛子を入れることで、

ベースにほのかな青苦さと清涼感と辛さ

をまとわせることができます。

(青唐辛子がない場合は獅子唐で代用してます)

 

とはいえ、一度に大量に使うという

ことがないし、地味な食材でもあります。

冷凍庫に居候し続けるお局的な存在。笑

 

ちょっと解放してみたくなりました。

 

季節的にもピッタリ!

そこで冒頭に戻りますが、

といえばカレーです。

 

カレーが一番美味しく感じるのは

ダンゼン夏です。

 

青唐辛子を活躍させたい。

 

でもテンパリング時に大量に入れても

辛いのが苦手な方は食べてくれません。

 

さぁ、どうするか?

答えは、

後乗せにしてしまえばいい。

です。

 

もともとウチのミャンマーカレーは

(というかミャンマーのヒンのほとんど)

辛さは必要最小限です。

 

辛さを増したい場合は、

バラチャオ*4辛味ふりかけを添えています。

 

とはいえ、ウチの親鶏無水チキン*5

ただでさえ濃コクなカレーなので、

そこにバラチャオは蛇足感が否めない。

 

そこで、生青唐辛子のみじん切りを

オプションで添えることにしました。

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地元スーパー見つけた青唐辛子とプリッキーヌ

プリッキーヌを買ったので、ウチの冷凍庫に

ストックしている青唐辛子と混ぜたいと思います。

 

7月の間借り営業でお客様から頂いた

ご意見への反映でもありますが、

決断できたのはフランスカレー*6

ミナコさんのおかげです。

 

東大前のカフェで間借り営業している

ミナコさんの出すフランスカレーは、

基本的にまろやかテイストの優しい味。

 

辛さを増したいときはルガイユ*7という

青唐辛子ベースの副菜をカレーに添える

というスタイルをとっています。

 

私の出すカレーはミャンマーカレーなので

ルガイユをそのまま出すことはできません

が、青唐辛子をカレーに後乗せするだけでも

かなりのアクセントになると思います。

 

次回営業のご案内

ミャンマーカレー実験室 8月場所】

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◆日時:8月27日 (土) 17:00 ~ 20:00

◆間借り場所:ケララの風モーニング

 大田区山王3-1-10 (JR大森駅徒歩3分)

※完全予約制です。

 

◆メニュー

○親鶏無水チキン(ver.4.1)

○ペーボウッヒン(ミャンマー納豆カレー)

◎2種盛り可能です(むしろ推奨)

 

カレーには、ジャスミン米、ジントゥ

青唐辛子(お好みで)etc.がつきます。

 

カレーおよび店内の写真撮影は自由です。

#ミャンマーカレー実験室 #親鶏無水チキン

ハッシュタグを付けて投稿した画面を

見せてくれた方は会計から100円割引します。

 

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予約の方法

インスタ、ツイッターフェイスブック

DMで受け付け中です。

①お名前

②人数

③希望時間帯 ※以下から選択

 (17時~ / 18時~ / 19時~)

④ご連絡先

をご明記ください。

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各時間帯とも7名までとなります。

 

皆様からのご予約・ご来店を

心よりお待ち申し上げております。

*1:冷凍庫で保存:イスラム横丁のハラルショップに行くと青唐辛子は冷凍庫に入っていることが割と多いです。やっぱりフレッシュなものは冷凍保存がもっとも最適なのかもしれませんね

*2:葉唐辛子の佃煮:唐辛子の葉を湯がいて甘辛く煮詰めたもの。葉山葵のお浸しのような上品さと違って、ご飯だけでなく肉料理のトッピングなどにも使えるちょっとジャンクだけどオールマイティに使える

*3:テンパリング:ホールスパイスを油で熱して香りと効能を引き出す工程のこと。ホールスパイスのまま炒め→煮込みとなるため、長時間グレービーの中で香りを放ち続けます。よく使うのは、青唐辛子、シナモン、ベイリーフ、カルダモン、クローブなど。ちなみにパウダースパイスでは香りがすぐに飛ぶため、パウダースパイスでテンパリングする人はまずいません。

*4:バラチャオ:海老と唐辛子が主原料の辛味ふりかけ。旨味と辛味のブーストにぴったりで、おかずがなくてもご飯にこれをかけるだけで十分イケる。ミャンマー人のマストアイテム。日本にない発音のためバラチャウン、バラチャンとも表記する場合あり

*5:親鶏無水チキン:ミャンマーのヒン(スパイスの入った煮込み・おかず)の多くがスィービャン(油戻し煮)であることから、東白楽「サリサリカリー」さんのようなパキスタンの無水チキンカレーとの親和性を直感的に感じ、幾多もの検証実験を経て私が開発したオリジナルカレー。簡単に言うと「材料はチェッターヒン、作りかたはパキスタン式」。たぶんミャンマー人に食べさせると「これはチェッターヒンじゃない」と言われるはず。笑

*6:フランスカレー:東大前駅近くのルーラルコーヒーさんで毎週金曜日のランチタイムに営業している間借りカレー屋さん。店名にフランスとついていますが所謂フレンチな欧風カレーではなく、フランス海外県レユニオン島のカレーを出しています。生ソーセージを使ったルガイユソシスは超絶品。

*7:ルガイユ:フランス海外県のレユニオン島の名物ともいえる、非加熱の辛い漬物。簡単にいうと、青唐辛子をベースにフルーツや野菜を1品、それぞれみじん切りにしてレモン汁を絞って和えたもの。フルーツや野菜はなんでもOK