副業:間借りカレー屋

日本で激レアな東南アジア系カレーを提供する間借りカレー店のブログです

ティンジャンじゃん!

日本人の味覚と舌にドンピシャな

ミャンマカレーを提供している

日本で激レアな間借りカレー店

ミャンマーカレー実験室です。

 

4月の間借り営業を休むことにしたので

今月の週末は本当に暇です。笑

 

といってもミャンマー支援活動は

疎かにせず週末の合間に活動中です。

 

4月10日の在日ミャンマー人たちは

いつもの募金活動をお休みして、

日比谷公園に集結していました。

 

何があったのかといいますと…

ティンジャン(ダジャン)祭り

です。

ティンジャンって?

ひとことで言うと「水かけ祭り」です。

 

ミャンマーの暦では正月にあたる4月に

行なわれる新年のお祭りです。

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出店者の9割が在日ミャンマー人で、

来場客の8割が在日ミャンマー人。

 

日本人で来場された方は、

毎週募金活動を手伝っている方や

ミャンマー、東南アジア好きな方が

殆どだったのかなと思います。

 

新年を祝うお正月にピッタリの

雲ひとつない快晴でした。

というか夏日でしたね。笑

 

ミャンマー料理やグッズ、

ロンジーなどの民族衣装を扱う

屋台がぎっしり並んでいました。

 

ミャンマー料理店が集結!

「ミャ・ミィン・モ」や「さくらS9」

といった在日ミャンマー人たちが

頻繁に利用するお店はもちろん、

池袋の Zuu & Hein Myanmar Tea House 

Spring Revolution Restaurant までも

出店しており、首都圏ミャンマー勢が

一堂に集ったといっても過言ではない

盛況っぷりでした。

 

私がよくお世話になっている

Voice For Justiceの皆さんも

屋台を出してました。

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※料理名は失念…

 

今回の祭りのもうひとつの目的

このイベントは冒頭で述べたとおり

ミャンマーの正月を祝うものです。

 

が、今回はそれだけではありません。

 

同時に、ミャンマー国軍に今もなお

蹂躙され続けているミャンマー現地の

避難民への支援金を募るという

もうひとつの目的があったのです。

 

具体的な額までは不明ですが、

少なくとも場所代を差し引いた

売上げの殆どを避難民の食料や

衣服、医療費などに充てられる

ことは間違いありません。

 

毎週の募金活動で頂いたお金は

毎回金額をSNS上で公開してますし、

今回の収益に関しても避難民への

貴重な生活資金に間違いなく

充てられると思います。

 

私はミャンマー料理への知見を得る

と目的も兼ねて、とにかく食べまくる

ことで支援活動とさせて頂きました。

 

ウズラ1羽を丸ごと揚げた唐揚げや

ラカインモンティ、モヒンガー*1

ダンパウ*2、ファルーダ等々。

とにかく食べまくりました。

 

なかでも一番気に入ったのは、

ミャ・ミィン・モ が出していた

ワッタードゥトー*3です。

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ミャンマー式豚もつ煮込みですが、

具がちょっと大ぶりで煮汁も濃いめ。

さらにシラチャーソースどばがけ

というジャンクさ満点のひと品!

 

コロナ禍なのでお酒の提供がNG

だったのですが、これは間違いなく

酒のアテにしかならないやーつ!!

 

めちゃサーローカウンデーでした。

 

いろいろと遭遇

それにしても、知人への遭遇率は

案の定めちゃくちゃ高かったです。

 

なかでも一番驚いたのは、

新橋間借り時代に毎回来てくれてた

ミャンマー語翻訳家の方との僥倖。

 

しかも噴水の脇に席を確保して

ワッタードゥトーを頬張った瞬間、

真正面で目があいました。笑

 

約2年ぶりの再会かな。

お互いノンアルでしたが、

炎天下にもかかわらず

話に花が咲きました。笑

 

改めてSave Myanmarを唱える

政府批判をするつもりはありませんが、

ウクライナへの支援は怠らないのに

1年前のミャンマーに対して完全スルー

する姿勢に疑問を感じているのは

私だけではないと思います。

 

政府が手を差し伸べてくれないのなら

自分たちで立ち上がるしかない…

そう思った在日ミャンマー人たちが

活動をはじめ、現在に至っています。

 

私は間借りカレーでミャンマーカレー

を扱うようになったことがキッカケで

在日ミャンマー人と交流しはじめて、

渡航経験ゼロにもかかわらず、彼らを

通じてミャンマーが好きになり、

彼らの募金活動に賛同・参加しています。

 

私の間借り先であるケララの風モーニング

にも、ミャンマー支援団体のパンフを

置かせていただいています。

 

念のために言っておきますが、

功徳や陰徳を積もうという気持ちは

私はまったく持っていません。

 

ただミャンマーが再び民政に戻ることを

祈って募金活動をしています。

 

今後も毎週末には首都圏の主要駅で

在日ミャンマー人たちが募金活動を

していきます。

 

通りかかったら、10円でも100円でも

ご協力をお願い致します。

 

メディアはウクライナとロシアばかり

採り上げて何やら盛り上がってますが

ミャンマーの軍事クーデターは

何ひとつ解決されていません。

 

未だに国民たちは弾圧・蹂躙されて

路頭に迷っています。

 

引き続きご協力いただきますよう

よろしくお願い致します。

 

また、よかったらシェアと

広告クリックをお願い致します。

*1:モヒンガー:ミャンマー国民食的位置づけの麺料理。ナマズ出汁のスープに米麺をベースに、パクチーやチチャロン(豚皮の素揚げ)などをトッピングして食べる

*2:ダンパウ:ミャンマー式チキンビリヤニ。コメの方は具がなく鶏出汁で炊いたターメリックライスで、カレー的なスパイスで煮込まれた骨付き鶏モモ肉がトッピングされるのが基本。フォークとスプーンでほぐして混ぜながらいただきます。

*3:ワッタードゥトー:ミャンマー式豚もつ煮。辛さゼロで日本人にもピッタリなコク甘。ミャンマーではメジャーなストリートフードで、ひとくちサイズにカットされたハツ、レバー、ガツ、ホルモンなどが1個ずつ竹串に刺された状態で陳列されており、コク甘な煮汁にくぐらせてから食べます。お好みでシラチャーソースなど辛味を加えていただきます。