日本で激レアなミャンマー式カレー専門の
間借り店 ミャンマーカレー実験室です。
ミャンマーで国軍がクーデターを起こして
早10ヶ月が経ちました。
今も軍政は続き、ミャンマー国民の多くは
避難民となり生活苦に陥っています。
立ち上げたりして街頭で募金活動をする姿
が多くみられるようになりました。
最近では飲食代を寄付にまわすお店も
ちらほら出てくるようになりました。
この日に行ってきたポップアップストアも
そのひとつでした。
ミャンマー料理を紹介してミャンマー支援になる料理販売
シェアカフェかめやキッチンさんで、
在日ミャンマー人と仲間達による1日限りの
ミャンマー料理店が営業されました。
この日のメニュー
この日提供されたものは
◆チェッターヒン(ミャンマー式チキンカレー)
◆オンタミン(ココナッツミルクで炊いたご飯)
◆チンバウンヒンジョー(ハイビスカス葉のスープ)
◆バラチャオ(干海老ふりかけ)
のワンプレートでした。
やはりネイティブのミャンマー人が作った
料理はどれもサーローカウンデー(=美味)!
そして、チンバウンヒンジョーは
美味しすぎておかわりしちゃいました!
各料理の概要
チェッターヒン
ミャンマー式チキンカレーのこと。
現地のはもっとオイリーだけど、今回のは
日本人向けにチューニングされているのか
油少なめで食べやすかったです。
辛さはゼロでコクと旨味はしっかり。
オンタミン
一見ただのタイ米に見えますが、実は
タイ米をココナッツミルクで炊いたもの。
インドネシアのナシレマッよりも甘味は
控えめで、ヒンと混ぜても違和感ゼロ。
僕の間借りでも取り入れたい味。
チンバウンヒンジョー
今日いちばんのインパクト。
チンバウンユェ(ハイビスカスの葉)を
油で炒めたあとスープにしたものです。
チンバウンは「ローゼル」と言ったほうが、
もしかしたら分かりやすいかもしれませんね。
酢酸系や柑橘系とは違う方向性の酸味で
旨味のあるスープなのに後味サッパリ。
コク深いチェッターヒンとの相性も抜群。
スープ系は僕の間借りではまだ未出なので
来年の間借りから取り入れたいひと品。
ちなみに、翌日(12月5日)に手伝いに行った
在日ミャンマー人募金活動のメンバーに
きいた話では、具のたくさん入った
チンバウンヒンジョーであれば、ご飯に
かけても美味しい、とのことでした。
バラチャオ(バラチャウン)
干し海老とフライドオニオンと唐辛子粉を
混ぜたふりかけ的アイテム。
タミンだけじゃなく、ヒンやヒンジョーに
混ぜてコクをブーストさせる、
なくてはならない万能アイテム。
大満足なワンプレート
つまり、トータルバランスの取れた
素晴らしいプレートだったのです!
これまでカレーと名のつくものを
いろいろ食べ歩きしてきましたが、
もっとミャンマーに絞り込んで
食べに行くべきだな、と反省…。
ただでさえ135もの民族からなる
他民族連邦国家なのですから、
その奥深さは計り知れないわけです。
感動と同時に、さらにミャンマー料理を
もっと深掘りしてミャンマー式カレーを
広めたいと強く思いました。
たいへん美味しゅうございました‼︎
サーローカウンデー‼︎
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【次回の間借り営業について】
本年の営業は終了いたしました。
次回の営業日は
2022年1月29日(土)17-20時
です。
場所は前回と同様に、
ケララの風モーニングです。