副業:間借りカレー屋

日本で激レアな東南アジア系カレーを提供する間借りカレー店のブログです

1日限りのミャンマー料理店

日本で激レアなミャンマー式カレー専門の

間借り店 ミャンマーカレー実験室です。

 

ミャンマーで国軍がクーデターを起こして

早10ヶ月が経ちました。

今も軍政は続き、ミャンマー国民の多くは

避難民となり生活苦に陥っています。

 

日本では在日ミャンマー人達がNGO法人を

立ち上げたりして街頭で募金活動をする姿

が多くみられるようになりました。

 

最近では飲食代を寄付にまわすお店も

ちらほら出てくるようになりました。

 

この日に行ってきたポップアップストアも

そのひとつでした。

 

 

ミャンマー料理を紹介してミャンマー支援になる料理販売

東武東上線大山駅 ハッピーロードの奥にある

シェアカフェかめやキッチンさんで、

在日ミャンマー人と仲間達による1日限りの

ミャンマー料理店が営業されました。

 

この日のメニュー

f:id:suezo1227:20211204214927j:image

この日提供されたものは

◆チェッターヒン(ミャンマー式チキンカレー)

◆オンタミン(ココナッツミルクで炊いたご飯)

◆チンバウンヒンジョー(ハイビスカス葉のスープ)

◆バラチャオ(干海老ふりかけ)

のワンプレートでした。

 

やはりネイティブのミャンマー人が作った

料理はどれもサーローカウンデー(=美味)!

 

そして、チンバウンヒンジョーは

美味しすぎておかわりしちゃいました!

 

各料理の概要

チェッターヒン

f:id:suezo1227:20211204220641j:image

 ミャンマー式チキンカレーのこと。

 現地のはもっとオイリーだけど、今回のは

 日本人向けにチューニングされているのか

 油少なめで食べやすかったです。

 

 辛さはゼロでコクと旨味はしっかり。

 

オンタミン

f:id:suezo1227:20211204220659j:image

 一見ただのタイ米に見えますが、実は

 タイ米をココナッツミルクで炊いたもの。

 

 インドネシアのナシレマッよりも甘味は

 控えめで、ヒンと混ぜても違和感ゼロ。

 僕の間借りでも取り入れたい味。

 

チンバウンヒンジョー

f:id:suezo1227:20211204220707j:image

 今日いちばんのインパクト。

 チンバウンユェ(ハイビスカスの葉)を

 油で炒めたあとスープにしたものです。

 チンバウンは「ローゼル」と言ったほうが、

 もしかしたら分かりやすいかもしれませんね。

 

 酢酸系や柑橘系とは違う方向性の酸味で

 旨味のあるスープなのに後味サッパリ。

 コク深いチェッターヒンとの相性も抜群。

 

 スープ系は僕の間借りではまだ未出なので

 来年の間借りから取り入れたいひと品。

 

 ちなみに、翌日(12月5日)に手伝いに行った

 在日ミャンマー人募金活動のメンバーに

 きいた話では、具のたくさん入った

 チンバウンヒンジョーであれば、ご飯に

 かけても美味しい、とのことでした。

 

バラチャオ(バラチャウン)

f:id:suezo1227:20211204220719j:image

 干し海老とフライドオニオンと唐辛子粉を

 混ぜたふりかけ的アイテム。

 タミンだけじゃなく、ヒンやヒンジョーに

 混ぜてコクをブーストさせる、

 なくてはならない万能アイテム。

 

大満足なワンプレート

つまり、トータルバランスの取れた

素晴らしいプレートだったのです!

 

これまでカレーと名のつくものを

いろいろ食べ歩きしてきましたが、

もっとミャンマーに絞り込んで

食べに行くべきだな、と反省…。

 

ただでさえ135もの民族からなる

他民族連邦国家なのですから、

その奥深さは計り知れないわけです。

 

感動と同時に、さらにミャンマー料理を

もっと深掘りしてミャンマー式カレーを

広めたいと強く思いました。

 

たいへん美味しゅうございました‼︎

サーローカウンデー‼︎

 

 


 

 

【次回の間借り営業について】

本年の営業は終了いたしました。

次回の営業日は

2022年1月29日(土)17-20時

です。

場所は前回と同様に、

ケララの風モーニングです。